



久保健裕氏
久保武弘さんは、奈良・高山に拠点を置く伝統工芸士で、茶筅づくりの本場として知られる地域で活動されています。
一本の竹から丁寧に削り出される茶筅は、すべて手作業で仕上げられています。
仕上げに使われる色糸は奥様の手によるもので、夫婦で受け継ぐ茶筅づくりの伝統を今に伝えています。

受け継がれる匠の技
すべての茶筅は、竹の収穫から仕上げの工程に至るまで、驚くほどすべて手作業で作られています。
世代を超えて受け継がれてきた職人の技は、まさに芸術品ともいえる仕上がりです。
お茶のひとときを大切にしたいとき、ご来客へのおもてなしに、あるいは心のこもった贈り物としても、どんな場面にも美しく寄り添ってくれます。

完璧な抹茶泡立て器
中国製の茶筅と違い、熟練した職人が作った茶筅は繊細で柔軟性があり、抹茶を均一に泡立てやすくなります。
その結果、クリーミーな泡が生まれ、抹茶の味わいが引き立ち、より美味しくいただけます。